行ってきました「ローズガーデン」

ペンスケッチ展神戸会場の下見の後、「異人館といえば、北野町」ということで、北野町プロジェクトの建物を探しました。
北野町プロジェクトは、浜野安宏さんと安藤忠雄さんが中心となり、70年後半から80年後半に、新しい商業施設のあり方を示した重要なプロジェクトです。
最終的に、直径1km以内に7軒の建物が建てられました。
私も学生時代に「安藤さんの神戸のおしゃれなビルを見よう」(笑)と何度か北野町を訪れました。
その北野町プロジェクトの1軒目、1977年に建てられたのが「ローズガーデン」です。
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外に対してはあえて閉じて、内部には、北野町の坂のある地形を生かしたスキップ的な回廊のある豊かな空間があります。
この吹き抜けには、階段を使った「見る」「見られる」効果がたくみに取り入れられています。
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内部の吹き抜けから見上げるアングルです。
コンクリート打ち放し部分は、汚れがひどくなったのか、白く塗装されていました。
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見下ろしの目線。自然光がふんだんに入り、心地よい空間です。
ちょっとした迷路的効果も計算されています。
テナント区画にも空きがあり、当時の活気はありませんでしたが、77年に建てられたとは本当に思えない、体感することが楽しい=遊び心のある建築だと改めて思いました。
自然光、影、目線の操作、安藤さんの恐ろしいストイックさが詰まっていると思います。
只今のBGM “Fearless” No Time Like the Future / Incognito

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