2010年2月23日、現場チェックです。
壁のスチールプレートは、ほぼ貼り終えていました。
カウンターバックの壁に、市松模様のアクセントを入れました。
これは、桂離宮「松琴亭 一の間」の障子の「写し」です。
日本の歌には「本歌取り」と言う、意識的に「本歌」の語句・発想などを取り入れて重層的な世界を表現する手法があります。「写し」とは、数寄屋の世界の本歌取りに相当します。今回は、アルミのアルマイト染色のプレートを使用し、現在の素材を用いて、「写し」を表現しています。
天井の段差には、スチールの格子が付き、空調の吹き出しがきれいに隠れました。シワシワプレートも、壁に貼り始めています。
只今のBGM “Escape That” Two Pages (Page One)/4Hero
「京都総合観光案内所」その13
