大阪谷町九丁目生玉(いくたま)にある喫茶iMA(イマ)は、古い民家を飲食店舗(喫茶店・カフェ)にリノベーションしたプロジェクトです。
天井面を美しく見せるデザイン手法
内装デザインのコンセプト(ビフォー・アフター店内3の記事を参照)を守るため、天井は杉の無垢材だけですっきりと見せています。
これは、前回の記事(ビフォー・アフター店内4)でご説明したように、天井に照明器具=ダウンライトを取り付けていないことと、大きな面積を取る空調機を付けていないから実現できています。
その空調機は、どこにあるかと言いますと、ファサードの黄色い柱の中に収まっています。黄色の柱は、店内側はガラリになっていまして、空調機の吸気と吹出しを妨げない様にしています。店内のBGM用のスピーカーもこの黄色の柱の中に隠しています。
![店舗リノベーション実績事例-喫茶IMA-床置きエアコンを隠したエントランス黄色柱](https://www.ja-labo.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/cafe-kissa-ima-yellow-pillar.jpg)
この黄色の柱の中に収められた空調機は、最近ではあまり使われない縦型床置きタイプの機種です。柱内部と空調機本体を黒に塗装しまして(写真は空調機の塗装前)、ガラリの隙間から見える内部を目立たなくしています。
![店舗デザイン設計実績事例、喫茶iMA、古い民家のリノベーション後の店内、天井と床を同じ木で仕上げた](https://www.ja-labo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/iMA-after-same-finish-on-floor-and-ceiling.jpg)
黄色の柱の店内側は、スチールの細い格子となっています。
喫茶iMA(イマ)の完成写真は、「WORKS」の「喫茶iMA」でご覧いただけます。
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