僕たちは打ち合わせで、使いたい素材のサンプルを用意して、クライアントに見ていただく事も多いですが、そんな時、重宝しているのが「風呂敷」です。
![掛札の風呂敷の使用例](https://www.ja-labo.jp/wp/wp-content/uploads/2006/08/kakefuda-furoshiki-example-of-use.jpg)
素材サンプルは、形も不揃いで、重く、堅いものも多いので、紙袋だとよく破れてしまいます。
「風呂敷」だと、どんな形でも対応でき、重さのバランスを上手に調整して包むと、意外と楽に持てます。
さらに、サンプルを提出して帰るときには、荷物にもゴミにもなりません。
僕と風呂敷との出会いは、「CUE」でした。
オーナーの渋谷シェフから「ロゴデザインはすでに頼んでいます。」
とご紹介いただいたのが、なんと京都の老舗風呂敷屋「掛札」の若旦那、掛札英敬さんでした。
掛札さんでは、オーダーの絹の高級風呂敷を作られています。
英敬さんが、「もっと普段使いできる風呂敷を」と、木綿のレディメイドの風呂敷を始められたそうです。
僕も京都にお会いしに行った時に早速購入させていただきました。
柄は6種類あるのですが、「つねに変わりつづける」という意味の「観世水」を選びました。
デザイナーとして本当にそうありたいです。
![日本の伝統文様の観世水をモダンにリデザインした掛札の風呂敷の柄](https://www.ja-labo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/kakefuda-furoshiki-japanese-traditional-pattern-named-kanzesui.jpg)
![掛札家の家紋をアレンジしたブランドマーク](https://www.ja-labo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/kakefuda-furoshiki-kakefuda-family-crest.jpg)
掛札さんの家紋をアレンジされたマーク。
![掛札の風呂敷のパッケージ](https://www.ja-labo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/kakefuda-furoshiki-package.jpg)
こんな素敵なパッケージに入っています。デザインはもちろん英敬さん。
掛札さんのホームページを見せていたくと、今年なんとあのミック・ジャガーが来店したとのこと!
すごいです。
京都 掛札
zip600-8391
京都市下京区岩上通四条下ル佐竹町386
Tel:075-821-3230