店舗デザインレポート|神戸フランツ さんちか|物販|神戸|3.モビールの現場での検討

モビールアーティストいろけんさんの道具箱と神戸フランツさんちか店用の錨モビールのサンプル
モビールアーティストいろけんさんの道具箱と神戸フランツさんちか店用の錨モビールのサンプル

店舗デザイン担当プロジェクトの経過レポート。
2011年6月25日、「神戸フランツ」さんちかの現場で、「モビール・スタイル100」の著者いろけんさんと打ち合せを行いました。
いろけんさんは、モザイク店の時にも「イカリモビール」をお願いした、モビールアーチストです。
今回お願いしたのは、「あまり揺れないモビール」!?です。
モビールの定義から言いますと、全く否定するようなお題です。
さんちかのフランツの区画は地上からの出入り口に近く、風が吹き抜けているとスタッフの方から伺いました。
ですので、今回は、強い風が当たっても絡まないモビールをお願いしました。
さて、いろけんさんがどんな解決策を見せてくださるのか楽しみです!

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早速、取り出されたのは、イカリマークを抜いた丸い鏡面に1本のワイヤーが付いたモビールです。
これを天井に決まったピッチでひとつずつ取り付け、天井全体でゆらゆらを表現するものです。
ワイヤーは、バネ用のもので、丸いパーツは回転カンという回る部品で取り付けられています。
モビールはゆらりゆらりと言うより、自由に回りながら、ビヨンビヨンと揺れる感じでしょうか。
でも、今までの「モビール」の概念を壊すような切り口でとても面白いです。

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早速、天井の取り付け高さで、実際に確認してみました。
ワイヤーの長さは3種類。
波打つように取付けます。いろけんさんと一緒に、取り付けピッチや長さのパターンを決めました。
完成が楽しみですね!

只今のBGM “Life On Tek” Will Webb / Detroit Beyond The Third Wave

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